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開発エンジニアにおすすめの資格は、以下の12点です。
- ・基本情報技術者試験
- ・応用情報技術者試験
- ・システムアーキテクト試験
- ・ITパスポート試験
- ・C言語プログラミング能力認定試験
- ・ITサービスマネージャ試験
- ・ITILR 認定資格
- ・エンベデッドシステムスペシャリスト試験
- ・Python 3 エンジニア認定基礎試験
- ・G検定
- ・E資格
- ・Ruby技術者認定試験
ITエンジニアは、スキルアップが給与アップに直結する職種です。
そして、スキルを保持していることを客観的に証明してくれるのが資格です。
資格の取得によって、給与やボーナスの査定で評価されたり、転職で有利になったりします。
ここでは、開発エンジニア向けに、取得によってスキルを証明でき、給与・ボーナスの査定や転職で有利になり、年収アップにつながる資格試験を12点、ご紹介します。
もくじ
1.基本情報技術者試験
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/fe.html
基本情報技術者試験(旧称:第二種情報処理技術者試験)は、IPA(独立行政法人情報処理推進機構)が実施する国家資格です。
「応用情報技術者試験」や「ITパスポート試験」「情報セキュリティマネジメント試験」などと同じく「情報処理技術者試験」の一区分と位置づけられています。
試験の対象者像は「ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者」となっており、ITエンジニアとしてキャリアをスタートする際に取得したい試験です。
試験は「科目A」と「科目B」に分かれており、科目Aの出題数は60問(テクノロジ系、マネジメント系、ストラテジ系)、科目Bの出題数は20問(アルゴリズムとプログラミング分野、情報セキュリティ分野)となっています。
2024年10月実施分から、出題範囲の「情報セキュリティの確保に関する」内容のみ一部変更されています。
回答方法は、科目Aが四肢択一式、科目Bが多肢選択式。いずれもCBT(Computer Based Testing) 方式で行われます。
合格基準は、科目A、科目Bとも正答率60%以上。2021年以降の合格率は約40%前後だといわれています。
なお、応用情報技術者試験などとは異なり、午前が不合格だった場合も午後の採点自体はされるようです。
2.応用情報技術者試験
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ap.html
応用情報技術者試験は、基本情報技術者試験と同様に、IPAが実施する国家資格です。
IPA が、ITエンジニアとしてのレベルアップを図るために受験を推奨しており、春期(4月)、秋期(10月)の年2回の実施が予定されています。
午前の試験は、9:30から12:00の150分間。四肢択一の問題が80題、出題されます。
午後の試験は、13:00から15:30の150分間。11問中5問を選択し、記述式で解答します。
合格基準は、午前・午後ともに100点満点中60点以上となっています。
応用情報技術者試験に合格した方は、合格日から2年以内に申請することで、ネットワークスペシャリスト試験やプロジェクトマネージャ試験などの高度な専門試験において、一部の試験科目が免除されます。
3.システムアーキテクト試験
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sa.html
システムアーキテクトは、顧客とIT企業間の架け橋となり、DX推進が求められる現代において、非常に需要の高い職種です。
システムアーキテクト試験も、基本情報技術者試験と同様に、IPAが実施する国家資格です。
試験の開催は、年1回、4月となっています(※令和元(2019)年度までは秋期)。
試験は、午前と午後に分かれ、さらにそれぞれがIとIIに分かれています。
午前Iの試験は、9:30から10:20の50分間。四肢択一の問題が30題、出題されます。
午前IIの試験は、10:50から11:30の40分間。四肢択一の問題が25題、出題されます。
午後Iの試験は、12:30から14:00の90分間。3問中2問を選択し、記述式で解答します。
午後IIの試験は、14:30から16:30の120分間。2問中1問を選択し、記述式で解答します。
合格基準は、午前I、午前II、午後Iが60点、午後IIはAランクとなっており、どれか一つでも基準を下回れば不合格となります。
合格率は、令和6(2024)年度で15.0%と低い数値となっており、1日で4つの試験をこなさなければならず、受験者にとって負担の高い試験である点も影響していると考えられます。
4.ITパスポート試験
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/ip.html
ITパスポート試験は、ITシステムを利用する上で知っておきたい基礎知識があることを証明する資格試験です。
このため、エンジニアになるための学習や、エンジニアとしての業務経験がまだない人におすすめの試験で、事務職や営業職などの非エンジニアでITユーザーである人にも向いています。
ITパスポート試験も、基本情報技術者試験などと同様に、IPAが実施する国家資格です。
試験は、CBT方式により随時実施されています。
試験時間は120分で、四肢択一の問題が100問、出題されます。
合格基準は、総合評価点が1,000点中600点以上、かつ、分野別評価点が1,000点中300点以上となっており、各分野でバランスよく得点する必要があります。
合格率は50%前後で推移しています。
5.C言語プログラミング能力認定試験
https://www.sikaku.gr.jp/js/cpjv
C言語プログラミング能力認定試験は、株式会社サーティファイが実施する、民間の検定試験です。
C言語を用いたプログラミング能力を評価する試験で、プログラマーを目指す人向けの試験です。
公開試験が年3回ほど実施されています。
なお、1級公開試験は、2024年6月試験を最後に休止されています(2・3級の公開試験は継続中)。
6.ITサービスマネージャ試験
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/sm.html
ITサービスマネージャ試験は、基本情報技術者試験などと同様に、IPAが実施する国家資格です。
IPAによれば、同試験は「顧客ニーズを踏まえ、日々の継続的改善を通じて安全性と信頼性の高いITサービスを提供し、IT投資効果を最大化できるITサービスマネージャを目指す方に最適」とされています。
簡単にいえば、顧客へITサービスを提供する責任者がITサービスマネージャだといえるでしょう。
試験方式は筆記で、年1回、4月に実施されています(令和元(2019)年度までは秋期に実施されていました)。
試験は、午前と午後に分かれ、さらに、それぞれIとIIに分かれています。
午前Iの試験は、9:30から10:20の50分間。四肢択一の問題が30題、出題されます。
午前IIの試験は、10:50から11:30の40分間。四肢択一の問題が25題、出題されます。
午後Iの試験は、12:30から14:00の90分間。3問中2問を選択し、記述式で解答します。
午後IIの試験は、14:30から16:30の120分間。2問中1問を選択し、記述式で解答します。
合格基準は、午前I、午前II、午後Iが60点、午後IIはAランクとなっており、どれか一つでも基準を下回れば不合格となります。
合格率は、合格率は14~15%で推移しており、難易度の高い試験だといえます。
7.ITIL® 4認定資格
https://peoplecert.jp/ITIL4_main.html
ITILR 認定資格は、ITサービスマネジメントの世界的な業界標準として普及している「ITILR (Information Technology Infrastructure Library)」という、ITサービスマネジメントのベストプラクティス集の知識が身についていることを証明する資格です。
特にシステム運用管理業務などに活かせます。
資格は、難易度によって「ファンデーション」から「マスター」まで4段階に分かれており、間の2段階は、さらに複数の資格に分かれています。
最も基礎となる「ファンデーション」は、研修を受けずに独学しても受験可能ですが、ほかのグレードでは、研修の受講が必須となっています。
なお、研修は、ITIL®の主要研修会社(認定教育機関(ATO))で受講できます。
公式本とEラーニングの組み合わせによる受講も可能。
8.エンベデッドシステムスペシャリスト試験
https://www.ipa.go.jp/shiken/kubun/es.html
エンベデッドシステムスペシャリスト試験は、基本情報技術者試験などと同様に、IPAが実施する国家資格で、優秀なIoTエンジニアであることを証明する資格です。
試験方式は筆記で、年1回、10月に実施されています(平成31(2019)年度までは春期に実施されていました)。
試験は、午前と午後に分かれ、さらに、それぞれIとIIに分かれています。
午前Iの試験は、9:30から10:20の50分間。四肢択一の問題が30題、出題されます。
午前IIの試験は、10:50から11:30の40分間。四肢択一の問題が25題、出題されます。
午後Iの試験は、12:30から14:00の90分間。2問中1問を選択し、記述式で解答します。
午後IIの試験は、14:30から16:30の120分間。3問中1問を選択し、記述式で解答します。
合格基準は、午前I、午前II、午後Iが60点、午後IIはAランクとなっており、どれか一つでも基準を下回れば不合格となります。
合格率は16~20%で推移しており、難易度の高い試験だといえます。
9.Python 3 エンジニア認定基礎試験
https://cbt.odyssey-com.co.jp/pythonic-exam/python3basic.html
Python 3 エンジニア認定基礎試験は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会により、運営・認定されている資格試験です。
試験はCBT形式で、全国のオデッセイコミュニケーションズCBTテストセンターが試験センターとなっています。試験日が通年となっているため、多忙な方にとってもスケジュール調整がしやすいでしょう。
公式で認定されているテキスト(主教材)と問題集が発売されています。
試験時間は60分間。全40問が出題され、合格基準は28問(70%)となっています。
合格率は70~80%で推移しており、比較的、難易度の低い試験だといえます。
10.G検定(ジェネラリスト検定)
https://www.jdla.org/certificate/general
G検定(ジェネラリスト検定)は、一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する試験で、AI分野の中でもディープラーニングに特化した資格となっており、ディープラーニングに関する広範な知識を問われます。
試験方式はCBT方式。出題数は60問、試験時間は120分です。
合格基準は、70%の正答率とされているため、ボーダーラインは42問です。
合格率は、65~70%で推移しています。
合格率は高いものの、出題数が多く、幅広い知識が問われるため、必ずしも難易度が低いとはいえません。
G検定の取得後は、次項で取り上げる「E資格」の取得が推奨されています。
11.E資格(エンジニア資格)
https://www.jdla.org/certificate/engineer
E資格(エンジニア資格)も、G検定と同様、一般社団法人 日本ディープラーニング協会(JDLA)が主催する試験で、AIエンジニアを認定する資格です。
ディープラーニングの実装をリードできる人材として客観的に認められたことを証明できます。
前項のG検定が、ディープラーニングに関する広範な知識を問われるのに対して、E資格では、AIのエンジニアや研究者が業務や研究の中で求められるような専門的な知識を問われます。
受験資格として、JDLA認定プログラムを試験日の過去2年以内に修了していることが求められます。
なお「JDLA認定プログラム」とは、JDLAが提供する教育プログラムです。
試験方式はCBT方式で、出題数は100問程度、試験時間は120分です。
合格基準は非公開で、合格率は、60~75%で推移しています。
12.Ruby技術者認定試験
https://www.ruby.or.jp/ja/certification/examination
Ruby技術者認定試験は、一般財団法人 Ruby Associationが主催する資格です。
資格区分に「Silver」と「Gold」があり、「Gold」は「Silver」と「Gold」の両方に合格する必要があります。
「Silver」は正式には、Ruby Association Certified Ruby Programmer Silver version 3といい、Rubyの文法知識、Rubyのクラスとオブジェクト、標準ライブラリの知識について、基本的な技術レベルが求められます。
「Gold」は正式には、Ruby Association Certified Ruby Programmer Gold version 3といい、Silverで求められる範囲を掘り下げた知識に加えて、標準添付ライブラリ知識やアプリケーション設計に必要となるクラスやオブジェクトに関する知識を追加し、Rubyによるプログラム設計技術を持つことが求められます。
合格基準は、「Silver」が75点、「Gold」は正答率が75%。
合格率は、非公開となっています。
まとめ
開発エンジニアとしてのスキル向上やキャリアアップを目指す際、ここでご紹介したような資格取得は有効な手段となるはずです。
自身の専門分野やキャリアプランに合わせて、適切な資格を選択し、計画的に学習を進めることが重要です。
資格取得を通じて得た知識や技能は、実務においても大いに活用できるでしょう。
ご紹介したような資格の取得を目指してみませんか?


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